こんにちは。
「仕事はどんどんAIに変わっていく」
なんて話を聞いたのは、ほんのちょっと前だった気がしたのに、
Claude 4.7のアップデートやShopify AI Toolkitの登場で、
とうとうその時代が来てしまったんだ・・
とここ数日、かなり実感している大森です。
記事にしたい話は沢山ありますが、ちょっと時間が足りないので徐々に書いていきたいと思います。
今回は割とラフに、どこの企業にもある
毎週、毎月と何度も繰り返す地味で面倒な作業を
Claudeを使って効率化してみたという話を。
というかその前に、最初に私がつまづいたところから。
ClaudeアプリのChat・Cowork・Codeは、どう違う?
Claudeは、元々アプリで使っているのですが、
アップデートしたタイミングで急にChatとCoworkとCodeに3分割されていたのですよね。
この使い分けを把握しておくことで作業の進め方も結構違うので、ご紹介します。
Claude Chat(claude.ai)
Web・デスクトップ・モバイルで使える一番ベーシックなモードです。
質問への回答、文章の作成、ファイルのアップロードによる分析、チャート作成などが主な使い方で、あくまで「会話ベース」のやりとりです。メモリ機能で過去の会話を覚えてくれたり、チャット検索で以前の会話を探したりもできます。
普段の1回しか発生しない作業などはChatで十分に完結します。「まず触ってみる場所」という感じですよね。
Cowork
2026年1月に研究プレビューとして公開され、4月に正式版になったデスクトップアプリ専用のモードです。チャットとの大きな違いは、Claudeが隔離されたLinux環境でコードを実行したり、ローカルファイルを操作したり、外部ツール(Slack、Gmail、Notionなど)と連携できる点です。
PCの中のフォルダをClaudeに開放し、複数ファイルをまたいだ作業をまるごと任せたり、スケジュールタスクで定期的に作業を自動化することも可能です。もともとClaude Codeで開発者向けに使われていたエージェントアーキテクチャを、非エンジニアでも使えるようにしたものです。
Claude Code
開発者向けのCLI(コマンドライン)ツールです。
ターミナルから直接使い、コードベース全体を理解した上でファイルの編集、テストの実行、gitコミット、CI/CDパイプラインの監視まで行います。サブエージェントによる並列開発、チェックポイントによるコード巻き戻し、フックによる自動化など、ソフトウェア開発に特化した機能が充実しています。IDEとも連携でき、モバイルからセッションを引き継ぐこともできます。
まとめると、
Chat は、会話と知識(ナレッジ)
Cowork は、ナレッジワークの実行
Claude Code は、ソフトウェア開発の実行、という棲み分けです。
重要なのは、全てClaudeなのでどれが一番すごいとかではなく、
「業務のどの段階で、誰が、どのくらいの頻度で扱うか」で選ぶことです。
単発の作業にCodeを持ち出す必要はないし、会社全体で回る処理をChatの手作業で続けるのも筋が悪いというような感じです。
実際に使ってみた
「システムAからエクスポートしたCSVを、システムBに取り組むために相応の形式に整える」
という何とも地味で面倒な作業をClaudeを使って行います。
RPAでデータ変換している企業も多いと思うのですが、
AIを使えばマクロとか組む時間も要らないほど、あっけなく終わります。笑
実際に面倒なところは、だいたいこのあたりです。
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カラム(列)の並び順が違う:同じ情報なのに、並びが違うだけでインポートが通らない
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カラム名が違う:「顧客ID」「customer_id」「CustomerID」など表記揺れ
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文字コードが違う:UTF-8、Shift_JIS、BOM付き/なし
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日付の形式が違う:2026/04/21、2026-04-21、20260421 が混在
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区切り記号や囲み文字が違う:カンマ区切り、タブ区切り、ダブルクォートの有無
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不要な行が混ざっている:ヘッダーの上に空行、末尾に合計行など
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金額のフォーマットが違う:1,200 と 1200 、税込・税抜の扱い
こういう小さい作業って、業務改善にも上がってこない企業もある気がします。属人化って恐ろしいですよね・・。
手順
手順は、ごくシンプルです。
Googleドライブ連携をしたり、スケジュール設定してオートメーション化する場合はCoworkがいいですが、単純に一回だけやるならChatで充分ですよ。
★チャット画面に、「エクスポートしたCSV」と「インポート用の形式のCSV」を添付(それぞれファイル名称が違うと◎)して、「エクスポートしたCSVをインポート用の形式に変換してほしい」と伝える。
だけです。
今回は試しに、ECサイトの商品情報を一括取込によく使う「Matrixify」というアプリ用にデータ変換をやらせてみました。
ChatGPTとの違い
正直、ChatGPTでも同じ作業はできます。
ですが、現時点でClaudeを私が推したいところは、データ出力!
アプリでiOSユーザーだと判別されているためだとは思いますが、出力のデータ形式をすでに最適化してくれているのです!
このGoogleドライブを押下すると、スプレッドシートで開いてくれるんですよね。本当に最高・・
ChatGPTで同じことをやらせてみると、データはExcelで出力されました。
まぁ、CSVで出力してと言えば済む話なのですが、かゆいところに手が届くClaudeはAI初心者の方でもかなり使いやすい仕様ですよね。
小さな業務にも、業務改善の芯がある
こういう小さな業務ほど、組織がどうやって仕事を回しているかが素直に出ますよね。
AIで一瞬で終わる作業が増えるほど、逆に見えてくるのは「どれを人が判断するか」の方だと思います。
全部AIに寄せればいいわけではなく、人が判断すべきところは残す。
このバランスを設計して、現場で回り続ける状態にして初めて、AI導入は意味を持ちます。
ツールを入れるだけではなく、現場で定着するところまでを一緒に設計していますので、「うちの場合どうだろう」と感じた方は、お気軽にご連絡ください。