毎月の月末や月初にやってくる「勤怠チェック」の作業。皆さんはどのように対応していますか。
打刻漏れはないか、残業時間の計算は合っているか、有給休暇の申請と実際の取得日が一致しているかなど、細かな確認事項が多く、神経を使う作業の一つです。特に「自分自身のミスを見逃してしまうかもしれない」という心理的負担は、決して小さくありません。
そんな中、私は最近話題のAIアシスタント「ClaudeCowork」を使って、この勤怠チェックを任せてみることにしました。結論から言うと、作業時間の大幅な短縮はもちろんのこと、それ以上に「横で一緒に確認してくれるアシスタントがいる」という大きな安心感を得ることができました。
今回は、実際に使用したプロンプトと、その結果から感じた「AIをアシスタントとして活用する価値」についてご紹介します。
実際に使ったプロンプトの公開
ClaudeCoworkに勤怠チェックを依頼する際、私は以下のようなプロンプトを使用しました。ポイントは、チェックしてほしい項目を具体的に列挙し、AIが迷わず作業できるようにした点です。
[会社名]のfreeeのMCPコネクタを使い、freee人事労務から勤怠データを取得して月次チェックを行ってください。
## 手順
### 1. 事前準備
- freee_api_get で /api/v1/users/me を呼び出し、company_id を確認する
- /api/v1/companies/{company_id}/employees で全社員リストを取得する
### 2. 勤怠データの取得
対象年月:[例: 2025年3月] ※適宜変更してください
各社員について以下を取得する:
- /api/v1/employees/{employee_id}/work_record_summaries/{year}/{month}
(月次サマリー:総労働時間・残業時間・欠勤日数など)
### 3. チェック項目
取得したデータを以下の観点でチェックする:
□ 月残業時間が45時間を超えている社員
□ 月残業時間が80時間を超えている社員(過労死ライン)
□ 欠勤日数が3日以上の社員
□ 勤怠申請が未承認のまま残っている社員
→ /api/v1/approval_requests/monthly_attendances で確認
### 4. 結果の出力
- 問題のある社員を一覧にまとめる(社員名・社員番号・問題内容)
- 残業時間の多い順にランキングも作成する
- 結果をExcelファイル「勤怠チェック結果_{年月}.xlsx」として保存する
- 深刻な問題(80時間超)は赤字でハイライトする
このように、確認事項を箇条書きで明確に伝えることで、AIは指示通りに正確なチェックを行ってくれます。
期待以上の精度とスピード
このプロンプトを投げてみた結果、数秒後には完璧なチェック結果が返ってきました。
打刻漏れがあった日や、休憩時間が不足していた日を正確に拾い上げ、見やすい表形式で提示してくれたのです。
自分でエクセルやシステムを睨みつけながら一つ一つ確認していた時と比べると、作業時間は劇的に短縮されました。計算ミスや見落としの心配もなく、精度の高さには驚かされるばかりです。
単なるツールを超えた「安心感」
しかし、今回私が最も価値を感じたのは、作業時間の短縮という物理的なメリットではありませんでした。それは、「自分以外の誰かが、一緒にダブルチェックをしてくれている」という心理的な安心感です。
人間が行う確認作業には、どうしても「見落とし」のリスクが伴います。「これで大丈夫なはずだ」と思っても、どこか心の片隅に不安が残るものです。
ですが、ClaudeCoworkという優秀なアシスタントが事前に(あるいは事後に)しっかりとチェックしてくれているという事実は、その不安を大きく軽減してくれました。
まるで、信頼できる同僚が隣の席に座っていて、「ここの打刻、抜けてますよ」「計算、合ってますね」と声をかけてくれているような感覚です。
AIを「単なる作業を自動化するツール」としてではなく、「自分の思考や確認作業を補助してくれるパートナー」として捉えることで、日々の業務における心理的負担は驚くほど軽くなります。
まとめ
今回の体験を通して、ClaudeCoworkは単純な作業効率化ツールにとどまらず、私たちのメンタル面をサポートしてくれる強力な補助輪になり得ると実感しました。
「確認漏れがないか不安」「細かなチェック作業に疲れてしまう」と感じている方は、ぜひ一度、ClaudeCoworkを「隣の席の頼れるアシスタント」として活用してみてはいかがでしょうか。
きっと、作業時間の短縮以上の、大きな安心感を得られるはずです!