お正月飾りってどうしてますか?
|大森支央里

こんにちは。「kaleidoscope -万華鏡-」の事業責任者の大森です。

年末が近づくと頭をよぎることの代表的なものといえば、
お正月飾り

みなさんは今年、飾る予定はありますか?

年末ってただでさえ仕事とか家庭内とか忙しいのに、
クリスマスが終わったらお正月飾りにバタバタと移行するあの感じ。

そんなのやってらんないよ、
クリスマスはまぁホリデーでハッピーな感じだから飾ってもいいけど、
お正月飾りは期間も短いし、別に飾らなくてもな…とか思いません?

でも結局、バタバタと12月後半に慌てて用意するとか。

私は仕事はきっちりしたいタイプですが、プライベートはつくづく面倒くさがりなので、そういう方の気持ちはすごくよく分かります。笑

ですが、花屋の立場から言えば、お正月飾りって結構侮れないので、記事にしてみたいと思います。

来年は「丙午(ひのえうま)」の年

画像

「干支」と聞くと、十二支をイメージする方が多いと思います。
でも実は、正式な干支って「十干(じっかん)」と「十二支」の組み合わせでできているんです。

十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類。
これと十二支を組み合わせると、全部で60通りになります。
干支が一巡するのは60年。「還暦」ってそこから来ているんですよね。

「丙」も「午」も、どちらも"火"の性質

十干の「丙(ひのえ)」は、陽の火。
太陽のような明るさ、情熱、強い意志を象徴していて、

十二支の「午(うま)」も、火の気を持つ存在で、
太陽が最も高く昇る「正午」を表し、行動力、スピード、勢いを意味します。

この2つの「火」が重なり合う丙午は、情熱や行動力が高まり、太陽のようにエネルギーが満ち溢れる年と解釈されています。

大地を蹴って走り出す馬のように、自分の目標や夢が一気に動き出す。そんなダイナミックなエネルギーを秘めた年、と言われています。

出生率が下がる

丙午には、ちょっとネガティブな言い伝えもあります。

江戸時代、「丙午生まれの女性は気性が激しい」という迷信が広まりました。きっかけは、1683年に起きた「八百屋お七の放火事件」だと言われていて、丙午の年と結びつけられて語り継がれてきたんですね。
この迷信の影響で丙午の年は出生率が大きく下がったという記録もあります。

でも、もちろんこれには科学的な根拠はありませんし、
むしろ「情熱や行動力を象徴する干支」として、前向きに語られることが増えています。

「コミュニケーション」で運気が上がる年

丙午の「火」には、社交性を高めて、人から人へ思いを伝える力があるとも言われています。

自分の考えや気持ちを言葉にして周囲に伝えることで、物事がスムーズに進んだり、新しいご縁が結ばれたり。そんな良い流れが生まれやすい年なんだとか。

その第一歩として、お正月飾りを飾ることで一年を丁寧に迎えたい。

だからこそ私としては、今年のお正月飾りはより一層おすすめしたいです。

そもそもお正月飾りって、何のため?

画像

要は、「年神さまをお迎えするための目印」みたいなものです。

新年に年神さまがやってきて、その年の幸せや実りをもたらしてくれると考えられてきました。

主なお正月飾りの種類と意味

お正月飾りには、それぞれにちゃんと意味があります。

◎ 門松(かどまつ) 
年神さまが降りてくるときの"よりしろ"(目印になる場所)と言われています。松は常緑で縁起が良く、竹はまっすぐ伸びる成長の象徴とされています。ちなみに「松」には「祀(まつ)る」に通じる意味もあるんだとか。日本人らしい縁起担ぎですよね。笑

◎ しめ縄・しめ飾り 
神聖な場所と外の世界を分ける"結界"のような役割。場を清めて、悪いものが入らないようにする意味があります。地域によって形が違うのも面白いですよね。

◎ 鏡餅(かがみもち)
丸いお餅を重ねることで「福を重ねる」「円満」といった意味が込められています。平安時代から続く風習で、もともとは神様へのお供え物(神饌)として飾られていました。上に乗せるのは「みかん」ではなく、正式には「橙(だいだい)」。「代々栄える」という縁起を担いでいます。

◎ 正月花(しょうがつばな)
松・梅・千両・南天・菊などを使った生花のアレンジメント。オフィスの受付やエントランスに飾ると、一気にお正月らしい華やかさが出ます。

それぞれの植物にも意味があって…

  • :常緑で長寿の象徴、神が宿る木

  • :寒さの中でも凛と咲く、忍耐と気品

  • 千両・南天:赤い実が「難を転じる」「富をもたらす」

  • :長寿と高貴の象徴

画像

◎ 餅花(もちばな)/ まゆ玉
紅白の小さなお餅を、柳やエノキなどの細い枝に飾りつけたもの。江戸時代から続く飾りで、豊作や実りを願う意味があります。

◎ 破魔矢(はまや)
初詣で授与されることが多い、魔除け・厄除けの縁起物。「破魔」の字のとおり、邪気を払い、一年の災いを防ぐとされています。

◎ 干支の置物
その年の干支をモチーフにした置物。2026年は馬の置物ですね。

完璧じゃなくていい。これだけは押さえておくポイント

お正月飾りを飾るタイミングと期間が結構大事です。
理想は12月28日までに飾りましょう。
「八」は末広がりで縁起が良いとされているので、この日までに飾れるとベストです。

逆に、避けたほうがいい日もあります。
◎ 12月29日
「二重苦」「苦待つ」に通じるとされ、縁起が悪いと言われています。

◎ 12月31日
いわゆる「一夜飾り」となり、たった一晩で神様をお迎えする準備をするのは、誠意がないとされてきました。葬儀の飾りを連想させるという説もあります。
なので、もし28日を過ぎてしまったら、30日に飾りましょう。

また、1月7日(松の内)を過ぎたらお焚き上げをするのが一般的。地域によっては15日までのところもあります。

私たち「kaleidoscope -万華鏡- 」では、お正月飾りのお焚き上げサービスも行っています。

最後に、
正直なところ、お正月飾りに「これが正解」っていう決まりはありません。大事なのは、整えて一年を迎えようと思うことだと私は思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
みなさんにとって、2026年がエネルギー溢れる素晴らしい一年になりますように。
良いお年を〜!

コラム一覧を見る

Contact

無料相談を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
全て必須項目です。

カテゴリ
会社名
氏名
メールアドレス
サイトURL
お問い合わせ内容