こんにちは!ミリモルの星です!
私は人×ブランディング×テクノロジーをかけ合わせて、企業の課題を解決する仕事をしています。さまざまな企業の方とお話しする中で、最近考えていたことがあり、今日はそれについて書いてみようと思います。
人生は長くなったのに、働き手は減っていく
よく聞きますよね、「人生100年時代」。でも同時に、日本は人口減少が進んで人手不足。この2つ、なんだかちぐはぐじゃないですか?
企業の方と話していると、どこも人手不足を感じてるんです。本当に、業界・業種関係なくどこでも。
「若手を採用したい」「スキルのある人・経験のある人を採用したい」、どの企業も20〜40代の人をメインターゲットとしていることが多いです。でも、さまざまな要因によって採用は厳しい。人口が減るということは、そもそも採用できる人の数に限りがあるということで、みんなが若手〜程よい経験者を欲しがっても、パイ自体がどんどん小さくなっているんですよね。では、どうしたらいいのでしょうか?
答えは、すぐそばにあるのかも
ふと思ったんです。若手〜程よい経験者の採用が難しいなら、他の選択肢もあるんじゃないかと。
たとえば、定年を迎えるくらいの年齢の方。業界や業務内容によっては、経験豊富なベテランの方を採用した方が、ずっといい場合もあるんじゃないでしょうか。でも、今の社会の仕組みだと65歳くらいで定年を迎えます。人生100年時代だとして残り35年ほど、どうやって過ごすのでしょうか。
悠々自適に過ごすなんていうのは、これからの時代ではごく一部の人だけで、気持ちの面でも金銭的な面でも「働きたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
今の70代80代の方を見ていると、まだまだ元気な方が本当に多いんです。働きたいと思っている方もたくさんいる。でも、働き口がなかなか見つからない。
実際にお話を聞くと「面接に行っても、年齢でダメと言われてしまうのではないか」「もっと現場でバリバリ働きたいけど、最新のものについていけるか不安」「難しいシステムとか、PC作業とか、覚えたいと思うけど正直自信がない」という声が聞こえてきます。この不安が「働きたいけど働けない」という壁になってるんですよね。でも、この壁って、本当に超えられないものなんでしょうか?
誰でも働ける環境は、つくれる
私が思うのは、入社したての方でも、年配の方でも、ブランクがあった方でも、どんな方でも業務ができるようにすれば採用の幅を広げられるということです。「そんなの理想論でしょ」って思いますか?でも、これ、実現できるんです。
私たちの会社がまず始めに行うのは、現場に入ること。一緒に業務に携わり、実際の状況をしっかり把握します。同じ業務でも企業の方針や文化によって違いがあるので「どこをAIやシステムに任せるか」「これは人がやるべき」というポイントを見極めていきます。
難しい操作が必要な部分は、AIやシステムに任せ、人の判断や経験が活きる部分は人が行う。そして一番大事なのは、その仕組みがちゃんと続くようにすること。担当者が変わっても、自分たちでアップデートできるようにし、継続していけるような仕組みにしていかなくてはなりません。
想像してみてください。
70歳を超えるベテランが、AIのサポートを受けながら、複雑な業務をサクサクこなし、最新のシステムも、直感的な操作で使いこなせる。難しい部分はAIが自動でやってくれる。その方の豊富な経験と判断力は、そのまま活かされる。これって、すごく素敵なことじゃないでしょうか。
人手不足を解消するヒント
人手不足で困っている企業がたくさんある一方で、働きたいけど技術的な壁で働けない人もいる。だったら、その壁をAIやテクノロジーで取り除けばいいんじゃないでしょうか。
そしてもう1つ。すでに働いている方の業務を見直すことも、人手不足解消のカギになります。AIで効率化できる部分を任せれば、本当に人がやるべき仕事に集中できる。一人ひとりの生産性が上がれば、組織全体の力も変わってきます。
AIやテクノロジーは、人の仕事を奪うものじゃない。むしろ「働きたい」という想いを実現したり、「もっと効率的に働きたい」を叶えるための、強力な味方なんです。
人口減少と人生100年時代。一見ちぐはぐなこの2つも、視点を変えれば大きなチャンスに変わります。年齢や経験に関係なく、誰もが自分らしく働ける環境をつくることが、人手不足を解消できる答えのひとつになるのではないでしょうか。そして、そんな未来づくりのお手伝いを、私たちはしていきたいと思っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!ちょっとしたヒントになっていたら嬉しいです。
お悩みがございましたら、どんな小さなご相談からでも構いません。
お気軽にお問い合わせください!
▶︎ 弊社サービスページ
▶︎ 資料請求・お問い合わせ